インドの物価の話





インドの物価は安い。おおまかに言って、日本の1割から2割ぐらいではないか。少し具体的に記載してみる。
●安ホテル:Rs100(150円)~
●中級ホテル:Rs1000(1500円)~
→日本だったらカプセルホテルで2500円ぐらい。ビジネスホテルで4000円ぐらいが最低ライン。それを考えるとインドのホテルはかなり安い。しかし、基本的に安かろう、悪かろうである。一概に値段が安いからインドのホテルのほうがお得とは言えない。

●ノンベジターリー(チキンカレー定食):Rs100(150円)
→多くの店でノンベジターリーを食べたが、どの店も日本でほぼ通用するレベルの味だった(2回目の旅行の話)。それを考えると150円はかなり安い。日本のインドカレー屋さんだとランチで1000円ぐらいかかる。

●ロッテのチョコパイ10個入り:Rs100(150円)
→日本で買ったら300円程度だと思われる。

●コルカタ~ニュージャイパイグリ間のエアコン付き寝台車:Rs714(1000円)
→コルカタ~ニュージャイパイグリ間は941km。なお、上野から青森(773km)を走る「寝台特急あけぼの」の、B寝台の料金は19,950円。いかにインドの鉄道料金が安いかがわかる。さらに、インドの場合、エアコン無しの車両は半額以下になる。

●10分程度乗車した時のタクシー代:Rs100(150円)
→多分これって外人向け料金だと思う。しかし、日本でタクシーに10分も乗ると1500円ぐらいになってしまう。

人々の生活に関わる物価についてはよく知らないが、旅行に関する物価は日本よりかなり安い。
なお、1回目の旅行(1999年)と2回目の旅行(2012年)では物価は2倍ぐらいに上がっていたと思うがが、為替レートがRs3からRs1.5と半分になっていたので、感覚的に物価は変わってないように感じた。

ところで、インド人の平均月収は諸説あるが、教育を受けた専門職の人出でRs30,000(約4万5千円)程度らしい。そうではない普通のインド庶民はそれよりずっと少なく。全体のインド人の平均月収はRs5,000(約7千5百円)とも言われている。
日本で平均的な給料を貰っている人なら、平均的インド人の50倍程度金持ちということになる。
しかし、実際に旅行をしてみてインド人を見ていると、生活水準にそこまで差はないと思った。
街を歩いていても、そんなボロボロの服を着ているインド人は少ない。男は大体は襟付きのシャツと長ズボンを履いているし、俺から見てもちゃんとした服装をしている人がほとんどだ。また、携帯電話を持っている人は多い。スマートフォンを持っている人も少なくない。
まあ、俺はスラム街や農村部には行かなかったから、街に住む一部のインド人しか知らないわけだが、2回目の旅行ではそれほどインドは貧しい国というイメージは湧かなかった。また、インドの空港や、それなりに値の張るレストランなどでは多くの金持ちそうなインド人も見られる。この人俺より金持ちじゃないかと思う人も少なくなかった。

思うに、インドって貧富の差が大きすぎるから、平均を取ることはあまり意味が無いかもしれない。インド社会は階層がはっきりしていて、利用するホテルやレストランも変わってくるはずだ。中級レストランにボロボロの服を着たインド人は見たことがないし、逆に庶民レストランでは金持ちそうなインド人は見たことはない。旅行者としてはインドでどのような旅行をするかによって物価のイメージも変わってくる。例えば、貧乏旅行をしようとするとインドの物価は非常に安く感じられるだろうし、ハイグレードな旅行をしようとすると、物価も先進国と変わらない印象を受けるだろう。


コメントを残す

このページの先頭へ