12月18日:バスでコーチンへ
6時半起床。やや疲れが残こる。
インド最南端カニャークマリに既に行ってしまったので、今回の旅の目標はほとんど達成してしまった。なので、旅のモチベーションが落ちた。あと一週間ほどだが、名残惜しいというより、早く日本に帰りたいという気持ちのほうが強いかもしれない。
さて、8時頃に外をウロウロして、バス停まで行った。タイムテーブルを見れば、午前中にコーチンまでのバスが頻発している。予定では昼過ぎの電車のセカンドクラスでコーチンに移動するつもりだったが、バスで行く事にした。ホテルに帰ってチェックアウト。9時発のバスに乗ることができた。
到着には6時間かかったが、道中の南インドの景色を堪能できて良かった。
コーチンには無事にたどり着いたが、街の中心からやや離れた所がバス停だったので、リキシャーでエルナクラム・ジャンクション駅まで行った(Rs40)。そこから歩いで3分ぐらいで目的のホテル、ポールソンパークにたどり着いた。一泊Rs700だった。
これで本日の仕事は終了。また、ここから先は日本まですべての経路の切符を持っている。Road to Japanが完成して安心した。
さて、早速街をウロウロした。コーチンは人口20万人程度の小都市であるが、なんというか、普通の街、という印象だ。活気はあるが大都市のような騒々しさはない。外人は殆ど見かけなかったが、外人だからといって声をかけられることもない。
南インド全体の印象だが、英語は通じにくいが、人間的には南インドのほうが好きだ。騙そうという奴もいないし、リキシャーもボッタクってこない。人々も割と愛想が良いような気がする。街も比較的スローな感じで北に比べると過ごしやすい。ネックは蚊が多いことだが、全体的には南インドのほうがお気に入りだ。
それはともかく、4時頃に昼飯としてケンタッキーに行った。インドではちょくちょく見かけるので気になっていたが、インド固有?のカレーチキンというのがあるらしいので頼んでみた。カレーチキン3個とジュースとポテトでRs250。高い。インドではケンタッキーは高級レストランという位置づけなのだろう。警備員がいるし、エアコンが効いていて、店内には金持ちそうな人しかいない。
それで味だが、うーん、普通のケンタッキーのチキンのほうが美味い。また、ここまで来てジャンクフードを食べてしまったことに自己嫌悪を覚えてしまった。脂っこいし、甘ったるし、不健康だ。やっぱり普通のカレーが一番だ。
写真:ケンタッキー
その後ボトルウォーターを3本買ってホテルに戻る。しばらくのんびりして、7時半に晩飯。大衆食堂でフィッシュミールスだ。Rs65。あまり美味くはなかったが、安くて大盛りだったので満足。俺にはケンタッキーよりこちらがいい。
その夜は、洗濯して、テレビを見て過ごした。